home *** CD-ROM | disk | FTP | other *** search
/ Gekikoh Dennoh Club 1 / Gekikoh Dennoh Club Vol. 1 (Japan).7z / Gekikoh Dennoh Club Vol. 1 (Japan) (Track 1).bin / kowin / archive / sys / kowin14b.lzh / doc / tview.doc < prev    next >
Text File  |  1995-12-02  |  4KB  |  159 lines

  1.  
  2.             X680x0 Ko-Window テキストビュア
  3.                 tview.win v1.11
  4.                             1995 9/8 小笠原博之
  5.  
  6.   テキストファイルの簡単なビュアです。テキストファイルの内容等、任意のテキス
  7. トを表示して見ることができます。view.win との違いは、読み込みファイルサイズ
  8. の制限を無くして、機能を大幅に縮小したものです。メモリの使用効率は若干悪いで
  9. すが、その代わり1つのプロセスで複数のウィンドウを開けます。
  10.  
  11. v1.0からの変更点: -fオプション使用時 -h,vオプションが使用できないバグの修正。
  12.     簡易検索機能の追加、他拡張。
  13.  
  14.  
  15. ●使い方
  16.  
  17.   ファイルの内容、もしくは与えられたテキスト文字列データをウィンドウに表示で
  18. きます。
  19.  
  20.     tview [スイッチ] <ファイル> [..]
  21.  
  22.   コマンド行から与えたファイルを読み込んで表示します。複数ファイルを与えると
  23. その数だけウィンドウを開きます。表示するファイルがない場合は起動しません。
  24.  
  25.   起動後 KF からファイルを与えることができます(複数ファイル名対応)。この場合
  26. 読み込んだファイルは常に新しいウィンドウに表示されます。
  27.  
  28.  
  29.  
  30. ●ファイルとテキスト文字データ
  31.  
  32.   コマンドラインから与えた文字列や KF、Paste した文字データは、通常ファイル名
  33. として受け取り、その内容を表示します。ですがこの文字列が複数行に渡る長いもの
  34. である場合、ファイル名ではなくそれ自体を文字列データと見なしてウィンドウに表
  35. 示します。
  36.  
  37.   例えば他のウィンドウから切り出した複数行にわたる Clip Board の内容は、この
  38.  tview に Paste しておけば内容を表示することができますし、簡単なメモウィンド
  39. ウとして使うことができます。他のアプリケーションで、テキストデータを表示させ
  40. る場合にも使えるでしょう。
  41.  
  42.   また、以下の文字列で始まるデータはコマンドとして受け取り、それぞれの処理を
  43. 行います。
  44.  
  45.     Search:<文字列>        文字列を検索し,見つかった位置にジャンプします
  46.  
  47. 例えば「chatwin -mSearch:」のようにして chatwin.win を起動し、任意の文字列を
  48. 入力してから、入力行を tview までドラッグして転送すると検索を行います。
  49.  
  50.  
  51.  
  52. ●起動スイッチ
  53.  
  54.   これらのスイッチは、そのファイル名より前に書いたものが有効になります。例え
  55. ば「tview -x0 -y0 smplA.doc -x300 -y30 smplB.doc」とすれば、(0,0) に smplA.doc
  56. を、(300,30) に smplB.doc を表示します。
  57.  
  58.     -x<n>        ウィンドウをオープンする画面座標
  59.     -y<n>
  60.  
  61.     -h<n>        ウィンドウの大きさ指定
  62.     -v<n>
  63.  
  64.     -f<n>        フォントサイズ指定 -f10,-f12,-f16,-f24 から選択可能
  65.  
  66.     -F<n>        1行のドット数指定(行間を調整できる,-fより後に指定する)
  67.  
  68.     -a<n>        表示文字のアトリビュート
  69.  
  70.     -t<n>        タブサイズ
  71.  
  72.     -c<n>        1行の桁数(折り返し位置指定)
  73.  
  74.     -C<string>    <string>をウィンドウ内に表示して起動する
  75.  
  76.  
  77.  
  78. ●ウィンドウ操作
  79.  
  80.   表示したテキストの内容は、スクロールバーを使ってマウスで操作することができ
  81. ます。表示されているテキスト内容はもちろんマウスで clip できます。
  82.  
  83.   また以下のキーを使ってキーボードからの操作もできます。複数書いてある場合は、
  84. そのうちどのキーを使ってもかまいません。アルファベットキーには大文字と小文字
  85. の区別があります。(ed+emacs+vi+less(?)のような感じ)
  86.  
  87. ◎3行進む
  88.     [2], CTRL-X, CTRL-N, [↓], [j]
  89.  
  90. ◎3行戻る
  91.     [8], CTRL-E, CTRL-P, [↑], [k], [p]
  92.  
  93. ◎1ページ進む
  94.     [=], [f], CTRL-F, CTRL-V, CTRL-C, [ROLL UP], [SPACE]
  95.  
  96. ◎1ページ戻る
  97.     [+], [b], CTRL-B, CTRL-Z, CTRL-R, CTRL-H, [ROLL DOWN], [ESC][v]
  98.  
  99. ◎半ページ進む
  100.     CTRL-D
  101.  
  102. ◎半ページ戻る
  103.     CTRL-U
  104.  
  105. ◎ファイルの先頭
  106.     [<], [ESC][<], [F1]
  107.  
  108. ◎ファイルの最後
  109.     [>], [ESC][>], [F2]
  110.  
  111. ◎ファイルの先頭、または最後に移動
  112.     [G], [CLR], [HOME]
  113.  
  114. ◎右スクロール
  115.     [6], [→], [l]
  116.  
  117. ◎左スクロール
  118.     [4], [←], [h]
  119.  
  120. ◎1行進む
  121.     [1], [J], [N], CTRL-M, CTRL-J
  122.  
  123. ◎1行戻る
  124.     [7], [K], [P], CTRL-K
  125.  
  126. ◎1dot進む
  127.     [3]
  128.  
  129. ◎1dot戻る
  130.     [9]
  131.  
  132. ◎ウィンドウのクローズ
  133.     [ESC][E], [ESC][Q], [F10], [DEL], [:][q]
  134.  
  135.  
  136.  
  137. ●ファイルサイズ
  138.  
  139.   view.win と違い、読み込めるファイルサイズにプログラム的な限界はありません。
  140. 安心して大きなファイルを渡すことができます。その代わりメモリの使用効率があま
  141. りよくありません。特に読み込み時には、一時的にですがファイルサイズの約3倍以
  142. 上の空きが必要になります。
  143.  
  144.  
  145.  
  146. ●配布
  147.  
  148.   配布、転載は自由です。
  149.  
  150.  
  151.  
  152. ●連絡先
  153.  
  154. 小笠原博之 oga@dgw.yz.yamagata-u.ac.jp
  155.   SPS-NET: SPS0783 COR.
  156. DenDenNET: DEN0006 COR.
  157.  
  158.  
  159.